今いる場所から去る勇気

幸せを引き出すマインドカウンセラーの宮本すみれです。

 

12月にカウンセリングをした、パニック障害の症状にお悩みの方がその後の経過をご報告くださいました。

 

介護の仕事をされていて、職場のストレスが原因であることはご自分でもわかっていたのですが、資格を取りやっと得た職場なので離れたくないとおっしゃっていました。

カウンセリングを受けてから、ご家族とも相談して退職され、4月からは専門学校に通って新しい資格取得を目指しておられるそうです。

「まだ不安はありますが、よい進路を選択することができました」とメールをいただきました。

 

どんな人も自分の体と心を一番に考えて行動することが大事だと思います。

そのためなら、仕事をやめるという選択も逃げや甘えではなくて自分を守るためのポジティブな行動です。

 

ネガティブな職場にいるのに辞めない人は常に自分に言い聞かせています。

・ここをやめたら次が見つかるかわからない
・人間関係はいやだけれど、それなりにやりがいもあるし仕方ない
・仕事を辞めたら家族や友達にどう思われるか怖い

私自身、そんなふうにいつも考えていました。


でもネガティブな職場で能力を発揮できているなら、次のステップに進めばさらに発揮できます。

自分を第一に考えるか、考えないか、それだけです。

仕事はつらいものだからこそお金をもらえるという考えもあります。

辛いことに耐えたお金で家族を養っているということに幸せを感じる人もいます。

それはそれで一つの労働の形です。

 

でも心と体がSOSを出してきたときに自分を守れるのは自分だけ、行動を選択するのも自分だけです。

 

仕事だけでなく、不快な人間関係や場所から去ることが適切だと感じたら、勇気をもって選択してください。