反省は○、罪悪感は×

マインドブロックバスターの宮本すみれです。

 

今日は自分自身の話です。

私は学校を出てから会社員になり、正社員・派遣社員・契約社員という3つの雇用形態を経験しました。

出産前に正社員の仕事を辞め、子供が1歳のとき派遣社員として仕事を再開しました。

朝早くから夜遅くまで約12時間子供を保育園に預けていることに対する罪悪感に、いつも捉われていました。電車に乗っていても仕事をしていても、心にあるのは罪悪感。でも仕事はしたい。週5で罪悪感に支配されていました。

 

辛いのと時間がないことで、子供とあまり前向きにかかわっていなかった時期もあります。

さらにストレスからかバセドウ氏病にもなり、今度は身体が大変で仕事も家のことも満足にできなくなりました。

 

子供が5歳になり、私の病気も良くなってきた頃、複数の人から同時にこういうことを言われました。「子供は親の生き様をちゃんと見ている。必死に働く美しい姿を誇りを持って見せれば大丈夫だよ」

この言葉に救われて、私は子供への罪悪感から卒業し、働くことに対して誇りを持てるようになりました。

 

すると、家のことも仕事も自分の健康も全てが良い方向に動き出し、やっと心から「子供がかわいい」と思えるようになりました。

 

これはよくある幼児期の苦労話で、小さい子を持ちながら働く女性なら誰もがある程度体験する苦しさなのかもしれません。

 

でも私がその数年間で学んだ最も大きな事実は、

罪悪感は本当に恐ろしいネガティブパワーだということです。

ネガティブな思考はネガティブな現実をどんどん呼んできて、持ち主をがんじがらめにします。次から次へつらいことが起こりそれを恨んでいても、その状況を作り上げているのは自分自身だったのです。

 

その時期がなくては今の私はないし、病気になったことも含めて私に与えられた課題だったのだと思います。

ただ、子供がいちばんかわいかったあの時期に、罪悪感抜きの愛情を与えなくてごめんね、と反省はしています。

 

反省が将来へつながるポジティブな振り返りなのに対し、罪悪感は悪い現実を呼ぶどろどろしたエネルギーです。

 

自分の選択を信じ、許し、認め、尊重することで周りにもポジティブなエネルギーが広がっていきます。そのことを学べて良かったと思っています。

 

文章にしてみたらかなり重くなってしまいました!ごめんなさい。

会社員からマインドブロックバスターへの転換についてはまた次回☆